人類の長い歴史の中で、私たちの生活を様々な場面で支えてきた「握力」。とても重要な力なのに鍛えるのは簡単。細かなルールを覚える必要も、ファッションに気をつかう必要もありません。初心者にも女子にも易しい、握力の魅力についてご紹介したいと思います。

もくじ

  • ルールは簡単!歴史は古い「握力」
  • 意外なあの人も?握力自慢の芸能人
  • 握力を発揮!魅力や見どころがいろいろ
  • 子どもの習い事にも影響?鍛えて損なし
  • 親も子どもも!握力トレーニングのポイント
  • 「握力」の手軽さと様々な魅力

ルールは簡単!歴史は古い「握力」

握力について詳しくご紹介します。」

今更聞けない?握力とは何か

「握力」とは文字通り、ものを握ったり、握り続けたりする力のことをさす言葉です。そのほかにも、ものをつまむ力、ものを開く力という意味合いもありますが、一般にはやはり「握る」力として認識されることが多いでしょう。
ちなみに、当然個人差はありますが、平均的なヒトの握力は成人男性で50kg、成人女性で30kgほどと言われています。

ルールはとても簡単!

握力を測定したり鍛えたりするうえで、特別なルールは必要ありません。握力は「握力計」という測定器具で測ることが出来ますが、ほとんどの場合、難しい操作は必要なく、単に力いっぱい握れば良いというだけです。
また握力を強化するには、市販のゴムボールや「ハンドグリップ」などと呼ばれる器具を使用するのが一般的で、これも単純に握る・開くの動作を繰り返せば良い簡単なものです。ただし握力を測定・強化する以外の用途で、これらの器具を使用するのは控えましょう。

歴史は意外に古い

握力は私たち人間に備わった基本的な能力の一つです。握るという動作はヒトがサルの仲間だった時代から必要とされたものだったのですから、そういった意味では、どんなスポーツよりも発祥は古く、歴史は長いと言うことが出来るでしょう。
ちなみに私たちの住むこの日本でも、文部省(当時)が国民の運動能力の調査・データ収集を開始した当初から、握力は調査項目に含まれていました。それだけ握力が重要視されていたということでしょう。

意外なあの人も?握力自慢の芸能人

握力自慢の芸能人をご紹介します。

トム・ブラウンみちおさん、果物を素手で!

2018年の「M-1グランプリ」でも注目を集めたお笑いコンビ「トム・ブラウン」のみちおさん。あるネタのなかで信じられないような握力の強さを披露しています。
みちおさんが素手でつぶしたのはなんと、パイナップル!しかもパイナップルを絞り終えると今度はメロンを粉砕して見せます。もちろん握力だけではなく腕力も関係していることでしょうが、これらの果物が素手でつぶされていく様は圧巻です。

見た目通りだったレイザーラモンHGさん

「ハードゲイ」のネタで一世を風靡したレイザーラモンHGさん。露出度の高い際どい衣装もトレードマークとしてすっかりお馴染みですが、今回注目すべきは、その惜しげもなく披露された見事な肉体です。
某テレビ番組の中で握力を測定した際、はじき出した数値はなんと70kg超え!これはりんごを片手で握りつぶすのに十分とも言われる強さです。筋肉のパフォーマンスもネタさながらの鮮烈さです。

草野仁さんの知られざる身体能力!

東京大学出身のアナウンサーとしてよく知られている草野仁さん。こちらはあまり知られていないかもしれませんが、実は運動神経も抜群なんです。2009年、当時65歳ながら、とあるイベントで公開測定した際の握力は69kg!
これまたりんごをつぶすことが可能とされる数値です。学力だけでなく握力まで高いことを見事に証明してみせた草野さん、さすがは「スーパーひとし君」です。

握力を発揮!魅力や見どころがいろいろ

握力を鍛えることの魅力をご紹介します。

日常生活でも役に立つ握力

私たちの生活の様々なシーンで役に立ってくれるところも、握力を強化するうえでの魅力であり見どころの一つです。普段意識を向けることはあまりありませんが、生活の中で握力が必要になる場面はたくさんあります。
重いものを持ったり運んだりする作業はもちろんのこと、ペンを握るのもコップを手に取るのも、実は握力が関係しています。強力な握力を必要とする動作はそう頻繁に行われるものではありませんが、いざ必要となったときあるに越したことはないでしょう。備えあれば憂いなし。身につけておいて損はありません。

スポーツを基礎から支える

普段の生活と同じように、握力は運動シーンでも私たちの役に立ってくれます。野球やテニス、卓球のほか、ゴルフやボルダリング、柔道など多種多様なスポーツにおいて、握力は私たちのパフォーマンスを基礎から支えるはたらきをしています。小さな要素の積み重ねが大きな結果になって現れるのもスポーツの特徴の一つ。たかが握力とあなどるのは禁物です。
またコツコツと積み重ねることの重要性や楽しさを学ぶのも、スポーツの魅力であり醍醐味。その入り口の役割を果たしてくれるのも握力トレーニングの見どころの一つと言えるでしょう。

スキマの時間でお手軽に!

握力の測定や強化は特定の場所や時間帯を必要としません。ちょっとした器具さえあればいつでもどこでも出来るのが、他のトレーニングと比べた際に見どころになる部分です。
テレビを見ながらでも音楽を聴きながらでも出来ますし、家の中はもちろんのこと、屋外でペットの散歩をしながらでも可能です。それぞれの生活スタイルに合わせて柔軟にスケジュールに組み込むことが出来るのも、握力トレーニングの魅力的なところ。学校などの外出先から帰ってからでも、無理なく有効に時間を使うことが出来ます。

子どもの習い事にも影響?鍛えて損なし

子どもこそ鍛えて損はしない、握力の魅力をお伝えします。

スポーツを習うなら要検討!

すでに述べたように、握力は多くのスポーツをするうえで重要なはたらきをします。握力は野球の投球フォームやサッカーのドリブルと違って、鍛錬の結果がわかりやすく目に見えるものではありません。
しかし目に見える結果を出すためには、目に見えない努力も必要ということは多くのアスリートが述べている通りです。基礎能力向上の一助として取り入れてみてはどうでしょう。

文化系の習い事にも

これもすでに触れたことですが、スポーツや重作業以外の動作でも、握力が影響を及ぼす場面はたくさんあります。正しくペンや筆を持って正しく動かすのも、楽器を持って適切に演奏するのも、適当な握力がなければ精度が落ちてしまうでしょう。
せっかく専門的な知識や技術を身につけても、握力不足でそれを活かすことが出来ないなんて、もったいないものです。強い力をつけるだけではなく、適度な力を養うのもトレーニングなのです。

「コツコツと」を習慣に

握力のトレーニングは、「ながら」で出来る反面、地味な作業です。飽きっぽい子ならすぐに止めてしまうかもしれません。しかし地味でも地道にコツコツ続ければ誰でも結果につながります。
この「コツコツ」は勉学にもスポーツにも通ずる重要な要素。やがては将来希望する進路へと進むのを後押しする力にもつながるはずです。コツコツと積み重ねることを覚える導入として、挑戦する価値はあるのではないでしょうか。

親も子どもも!握力トレーニングのポイント

握力トレーニングのポイントをご紹介します。

成果は数値で!親の目にもはっきり

測定によって明確な数字で結果を残すことが出来るのが握力です。このことは親が子どもの成長を実感する最も分かりやすい指標の一つとなります。
また数値としてはっきりとした記録が残れば、現在の立ち位置を知ることが出来るだけでなく、次なる目標を設定しやすくなり、子ども本人のモチベーション向上にもつながるでしょう。

ふとした瞬間に感じる頼もしさ

子どもが握力トレーニングをしていると、ふとした瞬間に思いがけずその成果を感じられるかもしれません。例えば一緒に買い物に行った帰り道。それまでは持てなかったような重い荷物を「持てるよ」と親に代わって一生懸命に運んでくれる子どもに感じる頼もしさは、親としては特別なものがあるでしょう。
手をつないでいて、にぎった手を握り返す強さにびっくり、なんてこともあるかもしれません。

親も一緒に!手軽で簡単

子どもにとって始めやすいだけでなく、親にとって始めやすいのも握力トレーニングの大きな魅力です。専門の施設に出かけたり会員登録をする必要もなく、器具もそれほど高額ではないため、思いつきでも手軽に始められますし、場所・時間帯も自由ですから、どんどん実践できます。
一緒にトレーニングすることで親子の親交を深めるとともに、子どもの「負けたくない!」という気持ちにもつながるでしょう。

「握力」の手軽さと様々な魅力

日々の生活で何気なくとっている行動も、「握る」ことが注目されないスポーツも、よくよく考えてみると握力が深く関係するものがたくさんあります。また握力のトレーニングをする過程で必要な忍耐力は、スポーツや習い事の枠を超えて、子どもの人生を支えていく大切なものです。
しかしながら、握力トレーニングは時間や場所を問わず、親子でいつでも気軽に始めることが出来ます。そうして培った握力は、シーンを問わず活躍してくれるのですから、これほど都合の良い話はありません。改めて「握力」について考え直してみてはいかがでしょうか。

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