空前のスニーカーブームが到来している今、ヨーロッパを中心に世界中で「onitsuka tiger(オニツカタイガー)」が流行しています。オニツカタイガーは日本が世界に誇るシューズメーカー・アシックスの前身ブランド。今回はそんなオニツカタイガーの発祥と歴史、人気の理由について解説します。

もくじ

  • オニツカタイガーとは?発祥と歴史
  • ブランド名をアシックスに変更。しかしスニーカーブームで復活!
  • オニツカタイガーが世界中で人気を誇る理由は?
  • オニツカタイガーの人気スニーカーをご紹介♪
  • 【番外編】お洒落女子におすすめ!春の新作スニーカー♡
  • オニツカタイガーを愛用する芸能人たち

オニツカタイガーとは?発祥と歴史

オニツカタイガーは、鬼塚喜八郎が1949年に設立したスポーツシューズメーカー・鬼塚株式会社(現・アシックス株式会社)のブランドとして誕生しました。

鬼塚株式会社が最初に製造した競技用スポーツシューズは、当時最も難しいと言われていたバスケットボールシューズ。
その後はバレーボール、テニス、ダンス、登山、レスリング、サッカーなどさまざまなスポーツ用シューズの開発を重ね、徐々に「オニツカタイガー」の名を世に知らしめました。

1956年には、オニツカタイガーはメルボルンオリンピックで日本選手団のトレーニングシューズとして正式採用されるまでに成長。
1964年の東京オリンピックでは、オニツカのシューズを履いた選手が金メダル20個、銀メダル16個、銅メダル10個の、合計46個のメダルを獲得しています。

その耐久性や機能性は世界中で認められるようになり、なんと現在のナイキの前身である、フィル・ナイト氏率いる「ブルーリボンスポーツ社」がアメリカでの総代理店を務めることに。
当時ジョギングブームであったアメリカで大ヒットし、オニツカタイガーの販売店として広く知られるようになりました。

この辺りのナイキとオニツカタイガーのやり取りや詳しい出来事に興味のある方はぜひ2018年ビジネス書大賞を獲得したナイキ創業者であるフィル・ナイト氏の著書「SHOE DOG~靴に全てを~」を読んでみるとありありと生々しく当時の様子が描かれています。

ブランド名をアシックスに変更。しかしスニーカーブームで復活!

1977年、鬼塚株式会社は合併により社名とブランド名を「アシックス」に変更しました。この際、オニツカタイガーブランドは実質的には消滅することになります。

リバイバルのきっかけとなったのは、21世紀のスニーカーブーム。
2002年、ヨーロッパの現地法人がレトロブームに乗り、ファッションユースとしてオニツカタイガーのブランドを復活させたのです。

ファッション分野をターゲットにしたこの展開が成功し、オニツカタイガーは逆輸入で日本に戻ってきました。
そしてその人気は、現在に至るまでじわじわと高まり続けています。

オニツカタイガーが世界中で人気を誇る理由は?

洗練されたレトロなデザイン

オニツカタイガーのスニーカーといえば、1960年当時から変わらないレトロなアシックスストライプとシャープなフォルムが特徴。
どんなコーデにも合いやすく、老若男女を問わずに履ける普遍性をもっています。

また、豊富なカラーバリエーションや独特の素材使いも支持を集めるポイント。
レトロでありながらも現代ファッションと融合するそのデザインは、「1ランク上のお洒落を実現できる」と評判を呼んでいます。

今や世界中の多くの有名人が愛用しており、2003年には映画「キルビル」の主人公が着用したことも有名すぎる話です。

高いブランドイメージ

オニツカタイガーはブランド戦略にのっとったチャネル選定を行っており、量販店やディスカウントショップなどでは販売していません。
代官山、表参道といった流行感度の高い街に路面店を構えているほか、ファッションビル内に店舗を設置することを徹底しています。

この戦略により、オニツカタイガーは単なるスポーツ用品ではなく、スポーティーなファッションアイテムという地位を獲得しています。
オニツカタイガーの人気には、こういったブランドイメージの高さも関わっているのでしょう。

しかも「オニツカ」というカッコイイ日本姓とアジア最強と言われた動物である「虎」を組み合わせた、一度聞いたら耳に残るようなブランドネームも、人気の理由のひとつかもしれません。

とにかく履き心地が素晴らしい!!

筆者は陸上競技短距離で東アジア大会銅メダルを獲得した経験のある「ガチ体育会系女子」ですが、現役時代はアシックスの履きやすさに惚れ込み、アシックス以外のシューズやスパイクを履いたことがありませんでした。

アシックスの靴は日本人の足に合うように設計されているので、安定性とフィット感においては群を抜いています。
また、アシックスのランニングシューズには「GEL」というジェル状クッション素材が入っており、これがクッション性を持続させて怪我のリスクを軽減させてくれます。
ほどよい重さとしっかりしたソールが特徴のアシックスの靴は、ただ軽いだけの靴とは違い非常に走りやすいものでした。

そもそも、アシックスの戦略は「プロが使用して満足するものを作る」こと。
創業者の鬼塚喜八郎は、当時バスケットボールの強豪であった神戸高校のバスケット部に試作品を持参しては、テストと改良を繰り返したそうです。
そのため、アシックスのシューズは世界のどのメーカーにも引けを取らない、高い品質と機能性を誇ります。

現在のオニツカタイガーのスニーカーは、そんなアシックスの競技用シューズにカジュアルなデザインを取り入れるなどしてアレンジを加えたもの。
そのため、アシックスこだわりの性能や技術が存分につまったファッションスニーカーなのです。

リーズナブルな価格設定

デザイン性が高く高品質なオニツカタイガーのスニーカーですが、実は比較的リーズナブルな価格で購入できるということをご存知でしょうか?

ナイキやニューバランスといった競合の人気スニーカーの相場が20,000〜30,000円なのに対し、オニツカタイガーはほとんどの靴が8,000円〜12,000円という低価格帯で購入可能。
そんな価格設定も、幅広い層から支持を集める理由の一つになっているようです。

オニツカタイガーの人気スニーカーをご紹介♪

では、そんなオニツカタイガーの商品のうちどんなスニーカーが特に人気を集めているのでしょうか?
大手ECサイト(通販)である「amazon(アマゾン)」「楽天」「ZOZOTOWN」の売り上げランキングをまとめ、順位付けをしてみました。

1位 SERRANO

品番 : TH109L-4999
カラー:モナコブルー×ホワイト
サイズ:22.5-28.0,29.0,30.0,31.0
アッパー素材:合成繊維×天然皮革×人工皮革
アウターソール:ゴム底(ラバー)
その他仕様 : 固定式
生産国:ベトナム
価格:¥8,640

2位 MEXICO 66 SLIP-ON

品番 : TH608N-1110
カラー:グレー×ソフトグレー
サイズ:22.5-28.0,29.0,30.0,31.0
アッパー素材:天然繊維×人工皮革
アウターソール:ゴム底(ラバー)
その他仕様 : 固定式
生産国:インドネシア
価格:¥8,640

3位 MEXICO 66

品番 : THL202-1659
カラー:バーチ×インディアンインク
サイズ:22.5-28.0,29.0,30.0,31.0
アッパー素材:天然皮革
アウターソール:ゴム底(ラバー)
その他仕様 : 固定式
生産国:ベトナム/インドネシア
価格:¥12,960

【番外編】お洒落女子におすすめ!春の新作スニーカー♡

SERRANO(セラーノ)

品番:TH643N-4710
1970年代に開発された陸上スパイクシューズからインスピレーションを受けた、オリジナルモデル。全体的に軽い薄底のスタイルが特徴で、前足部分が少し巻き上がったアウターソールのデザインがアクセント。クッション性が高く、春夏ファッションと相性の良い爽やかな柄のプリントが特徴。(価格:¥9,720)

APPIAN(アピアン)

品番:TH630N-4949
「LAWNSHIP」をデザインのベースとしたスリッポンスタイル。ミニマルなカジュアルコンフォートをコンセプトとした、オニツカタイガーの新たなコートシューズタイプ。(価格:¥10,800)

ALLY(タイガーアリー)

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品番:TH701L-1212
1980年代のジョギングシューズALLIANCEをデザインベースとしたシューズ。
履き心地とスタイルが調和した一足。 (価格:¥14,040)

オニツカタイガーを愛用する芸能人たち

オニツカタイガーはそのデザイン性と履きやすさにより、国内外問わず多くの著名人から愛用されています。
2003年には映画「キルビル」の主人公が着用したことも話題になりましたね。
公式オンラインマガジンでは、オニツカタイガーを愛用する著名人がシリーズで紹介されています。その一部をご紹介しましょう。

田村敦

堀北真希

奈々緒

GENKING

レトロでありながら洗練されたデザインと、スポーツシューズをもとにした高い機能性が魅力のオニツカタイガー。
今後もますます人気が高まることは間違いありません。

春夏スニーカーの購入を考えているあなたも、流行を先取りしてオニツカデビューを果たしてみませんか?

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ライター

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catbird
元女子400m全日本チャンピオンです!趣味はランニングと食べ歩き。
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