子育てをする中で「出来れば運動神経のいい子になってほしい」と願うパパママは多いのではないでしょうか。そこで、子育てと仕事の両立に忙しいパパママのために、週末家の中で簡単にできて運動神経も伸ばせちゃう、とっておきの習い事や遊びをご紹介します。

もくじ

  • 運動神経を発達させるのに適切な時期は4歳から12歳まで?!
  • 子どもの運動神経を高めるには年齢に合わせた方法を意識することが大事!
  • 子供の運動神経を高める習い事やスポーツは?
  • 家でもできる運動神経を鍛えるお遊び
  • まとめ

運動神経を発達させるのに適切な時期は4歳から12歳まで?!

親であれば誰しもが運動神経の良い子どもになって欲しいのではないでしょうか。運動神経の良い子、悪い子は実は遺伝ではなく、ある“タイムリミット”までに運動神経を育んでいるかどうかが関係していることを知っていましたか?

1928年、アメリカの医学・人類学者であるスキャモンによって発表された『スキャモンの発育曲線』によると、体の発育の中でも運動神経に深く関係のある神経系は、5歳までに80%完成してしまいます。そして、なんと12歳までには100%出来上がってしまうというのです。

運動神経が著しく発達するのは4歳〜12歳まで。この時期にたくさん体を動かし、神経を刺激することによって、神経系の発達をより促すことができ、「運動神経のよい子」に近づくのです。

子どもの運動神経を高めるには年齢に合わせた方法を意識することが大事!

子供の成長段階には、「プレ・ゴールデンエイジ」、「ゴールデンエイジ」と呼ばれる“年代別の特徴”があります。

プレ・ゴールデンエイジとは

神経系が急激に発達する4歳〜8歳頃が「プレ・ゴールデンエイジ」。
たくさんの神経回路が作成される時期であり、運動の基礎を身につけることが大切です。しかし、この時期の子供は熱しやすく冷めやすい特徴があるため、特定のスポーツや遊びばかりさせるのではなく、子供自身が興味を持った運動を幅広くやらせてあげることがポイント。
日本では特定のスポーツを幼少期からやらせてしまう傾向も強いですが、様々な遊びや経験をさせることが重要です。そのためには親も多趣味であることが大事かもしれませんね。

うまく理想通りの動きができなくても焦らず見守り、うちの子には合っていないと早い段階で諦めるのではなく、子供が楽しむことを重要視すればよいのではないでしょうか。

ゴールデン・エイジとは

次の9歳〜12歳の時期を“ゴールデンエイジ”と呼びます。運動の基礎が出来上っているため、何かスポーツをやらせれば時間をかけずに技術を習得でき、子供たちの吸収力が最も高まるピーク期です。基本的な技術から、可能であれば高度なスキルまで積極的に身につけさせると良いでしょう。

また、スポーツのルールに触れさせることや試合戦略を考えることで、精神面での成長も期待できます。

日本とアメリカの運動神経を育む考え方の違い

アメリカではこのゴールデンエイジという考え方がかなり浸透しており、高校までは特定のスポーツに限定せずに季節ごとに様々なスポーツを経験させることで知られています。
冬のシーズンはバスケットやサッカー、秋はアメリカンフットボールやクロスカントリー、春は陸上や野球といった具合に季節ごとに経験させるスポーツを変えるのです。

これは日本のスポーツ文化と大きく異なりますよね。日本では中学生、早いと小学生の高学年までにサッカーならサッカー、野球なら野球という具合に特定のスポーツに集中していきます。

ゴールデンエイジまでに様々なスポーツを経験させるアメリカでは非常に運動神経の高い子供たちが多く生まれています。

子供の運動神経を高める習い事やスポーツは?

とはいえ、忙しい親御さんにとって、子供と一緒に運動する機会といえば、仕事のお休みをもらえる週末くらいですよね。そこで、運動神経を高める習い事を紹介していきます。

多くのスポーツ選手もやっていた?!水泳

子供の頃の体を動かす習い事として良く出るのが水泳です。

水泳は体への負担が少なく、全身運動を行うことで、体幹を鍛えることができます。そのため、あらゆるスポーツを行う上での基礎的な体づくりに役立ち、肺活量や持久力の強化といった効果も期待できます。

子供が中学生や高校生になって、どんなスポーツを始めたとしても、水泳をやっておけば順応しやすい体づくりができるとのことで、まだ競技を選ぶ段階に達していない年齢のお子さんに、おすすめのスポーツといえそうです。

例えば、大谷翔平選手(日ハム)、菅野智之選手(巨人)、前田健太選手(ドジャース)、サッカー元日本代表の澤穂希さん、本田圭佑選手、テニスの錦織圭選手などが幼少時に水泳を習っていたそうです。

全身運動は効果が高い?!体操

子供の頃はやはり全身を使った運動がオススメ。特に体操はマットを使っての運動なので怪我のリスクも少なく、柔軟性やバネを身に付けることができます。そのほか、人気の理由としては反復練習を繰り返すことで粘り強さがつくのだとか。

最近の注目は手軽にできる?!トランポリン

手軽で楽しい!のがトランポリン。空中の不安定な状態でバランスを取りながら行うことでバランス感覚や幼少期の子どもの筋肉を鍛えるのに効果的と言われています。また、全身運動なので体幹を鍛えるのにも格好なトレーニングと言えます。
そして最も大事なのが子どもが夢中になる、ということ。

大変だと子どももやりたくないですよね。ポイントは楽しくトレーニングになっているということではないでしょうか。

家でもできる運動神経を鍛えるお遊び

ボール遊び

ものを投げる時には、腕の伸び曲げ、体幹のひねり等を使います。またゴミ箱などをゴールとして、そこをめがけて投げることで力のコントロール方法も身につけることができます。家の中なので、ボールの代わりに新聞紙を丸めてガムテープで固定したものでもOKです。

ハイハイ

 歩けるようになったらハイハイをする機会は減りますが、手足を交互に使って前進する動作は、全身を鍛えられます。パパママの股の間をくぐる、丸めた段ボールの中でキャタピラのようハイハイする等の工夫次第で、飽きずに楽しんでもらえるでしょう。

よじ登り

 手足をうまく使って登ることで、たくさんの筋肉を使うことができます。また、体を支えるのでバランス感覚も身に付きます。大人たちの間でもボルダリングが流行っていますよね。実は小さい子供できるボルダリングというのも最近増えています。

家にジャングルジムがなくても、パパの体をよじ登る遊びをさせるだけで効果はあります。ただし、お子さんが落ちないように腕をしっかりつかんで十分に注意してあげてください。

たたみ・カーペットで全身運動

 柔らかいたたみやカーペットの上でできる運動です。でんぐり返し・横にゴロゴロ転がる(手足は伸ばしたまま)等でも全身を使ったバランス感覚や、体重移動のスキルが身につきます。

チャンバラ

 相手の動きをみながら、とっさに判断して動く、瞬発力を鍛えます。剣の代わりに細く丸めた新聞紙や、傘用ビニール袋を膨らませたものなら体に当たっても痛くないのでおすすめです。

だるまさんがころんだ

 おにが振り向いた際にポーズをとって立ち止まり、また動き始めるという行動のスイッチングも「変換能力」と呼ばれる運動能力の一つ。「だーるーまーさーんーがー」のフレーズも、話すテンポに変化をつけてあげると面白いですよ。
 また、止まる時のポーズは動物のマネにする、何か道具を使うジェスチャーをする、など独自のルールを作れば、想像力を養うこともできます。

ツイスターゲーム 

 指示された色やものの絵の上に手足を乗せてバランスを保つゲームです。段ボールに絵を描いたお手製のマットでも十分遊べます。段ボールなどに果物や乗り物の絵を描き、例えば「赤いもの」と指示されたら「りんご」や「消防車」の絵に手足を乗せるのです。どの絵を選べば姿勢が保てるのか、という判断力を身につけるのにも期待できます。

けん玉

 目で玉の位置を把握し、手でうまく動かすことで視覚と動作の連動が起き、脳への刺激がおきます。また姿勢よく行うことで、体幹も鍛えられます。けん玉は、最近は100円ショップなどで安く手に入りますし、トイレットペーパーの芯に紐をつけて、その紐の先に芯の直径に近い大きさのボール(ビンポン玉等)をつけた手作りのものでもいいですね。

旗上げゲーム

「赤上げて、白下げないで…」と素早く言葉を判断して反応するこのゲーム。
反射神経を鍛え、またテンポを決めて声がけすることで、リズム感覚も養われます。最初はルールをシンプルにして、徐々に難しくしていくと面白いですよ。

まとめ

 運動神経が出来上がるチャンスは子供のときだけです。家の中だけでも、週末だけでも、特別な道具を用意しなくても、簡単にできます。難しく考えずに、あくまで親子で楽しむことを大前提に、「運動神経」もついでに伸ばしてあげてくださいね。

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